レキ(LEKI)のトレッキングポールとスキーのLEKIストックを解説します

レキ トレッキングポール[登山編]
レキのトレッキングポールで登山向けのおすすめ(伸縮タイプ、折りたたみタイプ、ウルトラライトタイプなど)を紹介

レキのトレッキングポールは登山やトレッキング用とスキー用があり、トレッキングポール・トレランポール・ノルディックウォーキングポールで3分の2、そのほか3分の1はスキーストックのプロダクトです
日本では登山・トレッキング用ポールのほとんどをキャラバンが扱っているので、登山初心者で「レキ」のトレッキングポール・ストックが使いたいときは、まずはキャラバンのサイトをみた方が、比較しやすく選びやすいです
▼キャラバン トレッキングポールのページ
キャラバンは種類が多くて見比べるときには便利 でも価格はほぼ定価なので安く買いたい場合はAmazonや楽天がおすすめ(価格の分アフターケアも万全なので、安心をとるならキャラバンが良いです)
もっと安い買い方はメルカリなど中古のアイテムになりますが、やっぱりあまり古いものは心配があります
体重をかけたら突然外れる、もしくは折れる・・ようなこともないとも言えず、そのため中古アイテムは必ず機能的に心配な部分があります
安さをとるか、安全をよりとるかは個人の判断ですね
レキ トレッキングポールのおすすめ紹介
ボクのトレッキングポールおすすめ「No1」は「クレシダ」
ボクの記憶では5年前くらいからあるロングセラーのシリーズで、コルクのグリップが特長のレディース用トレッキングポールで、アルミ製で軽く、女性が使いやすいようにポールの径や長さなどが使いやすく作ってあります 軽くて見た目もすっきりしたデザイン
クレシダは女性向けプロダクトですが、男性が使っても違和感なくOK
価格は定価税込みで19000円台でちょっと高めです(以前は17000円くらいだったと思ったのですが・・・)
アンチショック機能もついているので石突の反発が気になる人には使い安く、重さはペアで452g
1本にすると226gと軽量なので、疲れてきたときそのありがたみを感じると思います
白を基調とした清潔なイメージも人気の秘密かもしれません
仕様は下記のとおりです
カラーとサイズ 110ホワイト
670ネイビー(新色)
全2色
64.5-125㎝
重量 約452g(組)
直径 16/14/12㎜ アルミ
グリップ エルゴンサーモスーパーコンパクト(コルク調)
(https://www.caravan-web.com/product/1300385/)
クレシダはレキポールの中でも中程度の価格帯で、ここから見るとレキのポールは平均しても高価だということがわかります
安く手に入れるならば、Amazonや楽天からの購入や、キャラバンなどでも旧製品のセールをよくやるので、そちらから購入する方法もありますので、参考にしてください
レキ マイクロ バリオシリーズ
レキのマイクロバリオシリーズも人気が高いアイテム
その中でもコスパが良いと言われているのが「マイクロバリオTAコンパクト」です
価格はクレシダと一緒の2万円弱
レキアイテムはだいたいこのくらいの価格がスタンダードレベルみたいで、初心者にはハードルがやや高い価格帯です
安価なトレッキングポールのメーカーと比べると価格差が大きいですが、それだけの信頼と機能があるということにもなります
「マイクロバリオTAコンパクト」を公式では「コストパフォーマンスに優れたモデル」といっているので、レキとしては「これは比較的安いやつですよ」と言っていることになります(それにしても2万円は高いですよね)
アルミ製でペア534g 収納サイズ38センチのコンパクトサイズ
コンパクト性はいうことはありませんが、重さはもう少し・・もう-10gくらいは頑張ってもらいたかったかも(価格が高いだけに・・)
仕様は下記のとおり
カラーとサイズ 100グレー
全1色
100-120㎝(収納時38㎝)
重量 約534g(組)
直径 18/16/14㎜ アルミ
グリップ エルゴンサーモロングコンパクト
(https://www.caravan-web.com/product/1300383/)
LEKI MAKALU|マカルーライト
レキのマカルーライトも人気のアイテムです
クレシダと比べると比較的新しいアイテムですが、クレシダと同様に価格と機能のバランスがよいシリーズです
価格もクレシダと一緒(この価格帯は結構人気なのかも)
重さはやや重い「ペアで約462g」 女性用のクレシダと対をなすレキの男性用のトレッキングポールという感じです
このマカルーも公式で書いてある通り、完全にレキの代表的なトレッキングポールになっています
ですが、レバーロック式のマカルーが代表ということは、今までのレキの代表的なプロダクトはスクリューロック式が主流だっただけに、方針がガラリと変わった印象があります
レバー式のロックシステムのアイテムが人気になっていて、レキ代表のポールになっているのは興味深いですね
それでもレキはまだスクリューロック式にこだわっているような雰囲気はあるように見えます(例えば製品画像の一覧にレバーロック式のアップがないとか・・)
軽量化ではまだスクリューロック式に分がありますが、これから軽量化でもレバーロック式が強くなるとスクリューロック式のトレッキングポールはなくなってしまうかもしれませんね・・
カラーとサイズ 550グリーン
全1色
66.5-130㎝
重量 約462g(組)
直径 16/14/12㎜ アルミ
グリップ エルゴンサーモコンパクト
(https://www.caravan-web.com/product/1300384/)
レキ トレッキングポール 折りたたみバージョン
レキでも折りたたみ式のトレッキングポールの人気が高いです
折りたたみ式の特長はとにかく「ぱたぱた」とコンパクトになることで、レキの折りたたみトレッキングポールもかなり小さくなります
こちらの「マイクロバリオカーボン レディー AS」は折りたたむと40㎝くらいになります
こちらのアイテムはレキトレッキングポールのカーボン仕様で折りたたみのアイテム
一般的な伸縮型のトレッキングポールは小さくても約60㎝くらいなので、その差は20㎝もあります
例えば電車やバスで登山口を目指す人にはとって20㎝はとても助かりますね
ただ折りたたみタイプは伸縮タイプより価格が高くて、レキもほかのメーカーもそれはいっしょみたいです
高いといっても3000円から5000円くらいですが、ちょっと気になる値段です
レキの折りたたみ式トレッキングポールはほかのメーカーのアイテムと同じような機能で、特にこれといった特別な機能はありません
しかしなんといっても「トレッキングポール専門を誇っているメーカー」 細かいところの精度は高いと信じたいです
▼仕様はこちら
(マイクロバリオカーボン レディー AS)
カラーとサイズ 110ホワイト
全1色
100-120㎝(収納時40㎝)
重量 約488g(組)
直径 18/16㎜ カーボン 14㎜ アルミ
グリップ エルゴンサーモロングコンパクト
( https://www.caravan-web.com/product/1300381/ )
▼こちらは折りたたみで一番軽いレキのブラックシリーズです
マイクロバリオカーボンは、折りたたみタイプでは一番軽いアイテムです(その分、価格も一番高い27000円台)
価格は高いですが、軽さと耐久性を求めるならコレなのでお金に余裕があったらぜひ使ってほしい一品です
▼仕様はこちら
(マイクロバリオ カーボン)
カラーとサイズ 190ブラック
全1色
110-130㎝(収納時40㎝)
重量 約408g(組)
直径 18/16/14㎜ カーボン
グリップ エルゴンサーモロング
(https://www.caravan-web.com/product/1300382/)
レキ トレッキングポール ウルトラライト
レキのトレッキングポールでウルトラライトを目指すなら、トレラン用ポールです
レキトレランポールのフラッグシップを見てみると、1ペア350gでレキ最軽量クラスです
▼最軽量「マイクロトレイルレース」
ペア350gというと、1本175gで羽根のような軽さが特長です
でもその分耐久性を削っているので、初心者にはあまりおすすめできません
体重をそれなりにかけると割れてしまう可能性もないわけではないので注意してください
LEKI ノルディックウォーキングポール
LEKIはノルディックウォーキングにもチカラをいれています
そのチカラの入れ具合がわかるのが、フラッグシップアイテムの価格です
スキーストックは例外として、トレッキング、トレランポールとノルディックウォーキングのフラッグシップポールを比べると、一番価格が高い設定にしてあるのが、ノルディックウォーキングポールです
LEKIのノルデイックポールで一番高価な(28600円)「マイクロトレイルバリオ カーボン II」はこちら
▼マイクロトレイルバリオ カーボン IIの仕様はこちら
カラーとサイズ 100グレー
全1色
100-120㎝(収納時42㎝)
重量 約380g(組)
直径 16/14㎜ カーボン
ストラップ シャークフレームストラップメッシュ
(https://www.caravan-web.com/product/1300390/)
レキ トレッキングポールは修理が必要になる?
レキのトレッキングポールで修理部門を探そうと検索すると、2019年くらいにレキのトレッキングポールを破損した報告の記事がでてきます
この検索結果をみてしまうと
「レキ(LEKI)のトレッキングポールは壊れやすいのか・・」
と思ってしまいます
でもボクが調べた限り、現在では大規模な破損の問題(リコールなど)はないようです
調べてみると、以前(2012年ごろ)にレキで大規模なトレッキングポールのリコールがあったようですが、いまは落ち着いています
2012年頃のリコール内容はアンチショックの部分が破損してしまう可能性があるというものでした
2012/07より輸入・販売したドイツLEKI(レキ)社製トレッキングポールで、アンチショックシステム部の不都合により部品が破損する可能性があることから、回収する
(https://www.recall-plus.jp/info/20008)
こちらのリコール情報サイトには2012年に大規模リコールがあった痕跡がありました
いまではキャラバンの公式サイトでもリコールの通知が消されてしまっているので、ほぼ回収と更新は済んでいるようです
調べる限りレキ(LEKI)のストックで修理が必要になった案件はそれ1件のみなので、現在は安心して使えると思います
LEKIトレッキングポール「修理の依頼」はこちら
LEKIではメンテナンス修理もやっています
自分ではどうしようもない破損等の修理の依頼はこちらのキャラバン公式ページを見てください
▼ 修理・メンテナンス 修理のご依頼のページ

とりあえず修理できるかどうかの確認をメールでするのが先です
レキ トレッキングポールのメンテナンス
トレッキングポールはある程度メンテナンスをしないと折れたり錆びたりしてしまいます
雑誌PEAKのメンテナンス方法がわかりやすいので紹介しますが、これをみるとかなり徹底的にやる必要があることがわかります

PEAKメンテナンスの概要はこちら
- できる限り分解をする
- ジョイント部分はブラシ掃除で砂等を除去
- 本体部分はタオルでふき水分を落とす
- 乾燥を徹底的にやる
これを徹底的にやればかなり長持ちすると思います でもボクはここまでしっかりとやっていません
それでもトレッキングポールもスキーストックも10年以上破損もなく使えています
ボクが徹底しているのは「乾燥」です
時間の関係で分解もほとんどしたことがないですが、乾燥は徹底的にやります
乾燥の方法はクルマの中に立てかけておくだけ
夏は日光が当たらないようにタオルなどをかけて後部座席に立てかけておきます(直射を浴びると、プラスチックやコルクの部分を傷めてしまいます)
クルマの中はかなり乾燥しているので、熱と乾燥ですぐ乾きます
コツはヨコにしないでなるべくタテにすることです
冬も同じクルマの中で乾燥が基本ですが、冬はやっぱり乾きにくいので、どうしても乾かしたいとき、ボクの場合は「扇風機」を使って緊急乾燥をします(なので扇風機は冬でも夏でもフル稼働です)
晴れの日、クルマの中に1日2日置いて、乾かないときには家の中で扇風機をあてます
それでほとんど乾くと思います
(※そうはいってもボク場合冬は濡らしっぱなしでそれほどしっかり乾かしていません しっかり乾燥は夏にやっているのが実情ですね)
ボクの場合は簡易的なメンテナンスですが、雑誌PEAKのようにしっかりやれば長くもつことはいうまでもありません
せっかくの趣味の道具なので、メンテナンスも楽しみながらやりたいです
LEKI ストックの部品
レキのストックパーツは各種豊富にそろっています
登山で無くしやすい部品は石突きでつかっている「キャップ」です
ちょっと柔らかい土に差すととれてしまうことがあるので注意です
ボクはガムテープを1枚貼り付けています(本体とキャップを連結)
そうするとなかなか無くしません
次に交換する頻度が高いのが石突き(チップ)です
無雪期によく使う人は時々交換が必要です(ボクは冬がメインなので10年間ほぼ交換していません)
楽天やAmazonで買うと安く手に入ります 心配なときはキャラバンから購入すると何かと安心です
普通の石突きはAmazonや楽天でも販売していますが、アンチショック機構のついている石突きの場合、現時点ではキャラバンでしか手に入らないので注意です
▼キャラバンのASチップはこちら

このほかにもLEKIストックではストラップやスティックの部分もパーツとして販売していて交換して使うことができます
レキのトレッキングポールはスノーバスケットを使えば冬にも使用可能です
レキ トレッキングポール|LEKIのホームページ「レキとは?」
LEKI(レキ)は世界最大のトレッキングポール・ストックのメーカー
このメーカーはほぼ「ポール・ストック」のみのプロダクトで、ポールの専門中の専門メーカーです
これに関してはトレッキングポールでも有名な「ブラックダイヤモンド」でもかすんでしまうくらい有名なのは確か
LEKI ホームページ
「LEKI のホームページ」と検索すると、キャラバンのサイトがトップに出てくるので、「キャラバンサイトがLEKIの公式サイト」と勘違いしてしまいそうですが、ほんとうのLEKIのサイトはこちらです
▼LEKI本社のホームページ
英語が分からない人は日本語翻訳機能を使って見てください
LEKI(レキ)のホームページをみると、ファーストグラフィックでは「トレイルランニング」の画像が最初にあらわれます
ここでわかるとおり「トレッキングポール」と「スキーポール」のレキでしたが、今熱いのは「トレラン用」のLEKIでは「クロストレイルポール、」と呼ばれているとても軽いポールが主流になってきています
クロストレイルポールには折り畳みができないアイテムもありますが、特長はびっくりするぐらいの軽さです
この軽さが人気で、初心者でもこれを購入したい人が多いようですが、耐久性の設計にはあまり余裕がないポールが多いので、初心者の人には、通常のトレッキングポールがおすすめです
最近のLEKIはポールストックだけではなく、チェア(椅子)なども作っているようです(が・・それにしても高いのでは?・・・)
(LEKIの沿革とか)
LEKIは1948年 ドイツで木製のレター(書類を入れる引き出しなど)を作っていましたが、創業者がスキーポールを作り、徐々にスキーポールのみに特化していきました
その当時には珍しい軽い「アルミ」のポールを開発したのも「LEKI」が最初で、今ではレキの代名詞のような「伸縮式トレッキングポール」を70年代に開発しました
すでにこの時点で、「LEKI」と言えば「トレッキングポール」と言われるくらいになっています
日本では「LEKI ポール」の取り扱いは「キャラバン」が最大で、種類も一番大きいメーカーです
でも残念ながら、キャラバン「登山靴」のメーカーなので、レキのトレッキングポールは扱っていてもスキーストック(LEKIはスキーストックもあります)は扱っていません
キャラバンではスキーアイテムはほぼ扱っていないのでスキーストックのみを扱うには利点がなさすぎですが、日本の知らないユーザーがキャラバンを見たときにレキではスキー関連を扱っていないと勘違いしそう
できればキャラバンには頑張ってもらってLEKIのスキーポールも販売してほしいと思うのが正直なところ(ムリだと思いますが)
レキの代名詞は伸縮式トレッキングポール(伸縮ポールの中でもスクリューロック式のポールで有名です)
レキが得意のスクリューロック式の伸縮タイプは、簡単に伸び縮みをさせることができて、なおかつ軽いという特徴がありますが、最近人気は「折り畳み式」やロック系統が「レバー式」なので、レキでも折り畳み式やレバーロック式が主流になりつつあるようです
これは個人的ちょっと驚いています
(※ボクのイメージですが、レバー式、折り畳み式は「ブラックダイヤモンド」、伸縮タイプのスクリューロック式は「レキ」というイメージがありましたので)
まあそれでもレキの今までの実績(1970年代からトレッキングポールを作り続けている)を考えると、ちょっとポールの機構を変えたとしても、本来のトレッキングポールの耐久性などの基準は変わってないと思うので、信頼は揺らがないですね
LEKI カタログ紹介
LEKIのポール・ストックを楽しむには「LEKIのカタログ」をみるとより楽しめます
▼LEKIのカタログ(冬用)ダウンロードはこちら
▼トレッキングポールのカタログはこちら
現在は閲覧できなくなってしまっています・・・残念
(https://tanosi.itembox.design/item/catalog/leki-catalog.pdf)
▼2020-2021年冬のカタログはこちらです
http://www.uvex-sports.jp/wp-content/themes/uvex/images/leki/pdf/leki_winter_20-21.pdf
レキカタログというか電子カタログの利点はダウンロードさえしてしまえばいつでもどこでも見ることができる点です
どのアイテムを買おうか悩んでいるときには、電子カタログがおすすめ、ダウンロードさえしてしまえば、操作は早いし、スマホのパケットも使わないのでおすすめです
LEKI トレッキングポールの使い方紹介
トレッキングポールの長さ調整のやり方は公式のこちらのページがよくわかります

レキポールの長さ調整機構は下記のとおり
- レバータイプの「スピードロックシステム」
- 折りたたみタイプの「マイクロシステム」
- スクリューロック式の「スーパーロックシステム」
以上3つの使い方があるので使い方ページで確認しておきたいです
注意事項も書いてあるので一読ください
▼PDFのカタログ形式のページはこちら
https://www.caravan-web.com/wp-content/uploads/2019/09/Leki_manual.pdf
レキのトレッキングポール 比較
トレッキングポールで「レキ」と「ブラックダイヤモンド」はよく比べられるブランドです
レキの方が歴史は古いですが、日本での人気はブラックダイヤモンドのほうがあるように見えます
価格を比較してみると、だいたい真ん中レベルのアイテム レキ「クレシダ19800円」 ブラックダイヤモンド「トレイルプロ16720円」を比べてみるとわかりますが、レキのほうがやや価格設定が高いです
後発のブラックダイヤモンドがレキの価格を見てやや下げているように見えますね
では実際の機能性はどうなのか・・・ボクの所感ですが「それほど機能の差はない感じがします」
折りたたみトレッキングポールは最初に開発したブラックダイヤモンドが使い安そうで、伸縮タイプはまだレキの信頼が外せないのがボクの印象ですが、先ほども言ったとおり、機能の差はそれほどないと思います
この2つのブランドの大きく異なる点は冬のストック関連の方向性です
ブラックダイヤモンドは完全にアルパイン系・フリーライド系に舵を切っています
レキのスノーストックはスキー特化でやや競技系が主流です
そんな理由から日本ではブラックダイヤモンドの人気が高くなってきている感じがします
▼参考 ブラックダイヤモンドトレッキングポール(ロストアロー内)
▼参考 レキトレッキングポール(キャラバン内)
レキトレッキングポール|レキのストック スキー用
LEKIのストック(冬用、スキー競技など)は創業者のカール・レンハートさんが最初にスキー用のストック(ポール)を作ったことから始まったビジネス
そのためやっぱりレキのポールでスキー・雪山関連は欠かすことのできないプロダクトです
ただ・・・LEKIストックのスキー用プロダクトは山スキー・雪山というよりは「スキー競技」に特化しているアイテムが多いので、今の流れにはちょっと乗れていないような気がします
価格も高いですしね
ベノムバリオ3Dはそんなレキのスキーストックの中でもフラッグシップな製品です
軽さや丈夫さはもちろん、レキのグローブとストックが連結することができる、登山界ではめずらしいストックです
「ストックとグローブの連結」と聞くと「なにそれ?」と思ってしまいます
機能の名称は「Tigger3Dシステム」といって、グローブとストックを接続する機能 これによって操作性が増します
そして、角度によって自動でロックが解除されるので、雪崩やストックが木に引っかかってしまったときは自動的に外れる安全機能もついています(スキーのビンディングの開放システムと同じような感じです)
ストックだけなら27000円くらい でもこれにグローブも10000円(高いのは27000円くらい)以上するので、価格をみるともう異次元の世界ですね
どちらかというと競技スキーを目指したストックを多く扱っていますが、ヴェノムは伸縮も可能でフリーライドでも使えるアイテムなので、お金がある人は軽さと丈夫さ機能が充実しているコレがおすすめ
▼ベノムバリオ3D
▼仕様はこちら
(ベノムバリオ3D)
105-135㎝
重量 約291g(本)
カーボン
メーカー小売り 37400円(参考)
(https://www.leki.com/fr/ski-alpin/batons/3545/venom-vario-3d/)
ベノムバリオ3Dはちょっとこれは高すぎ・・・という人には「スピットファイアバリオ3D」
こちらはメーカー小売りが21000円 なので、やや買いやすい値段設定です(それでも2万円をこえてきます)
フラッグシップのアイテムから見ると物足りなく感じますが、このストックもかなり優秀です
▼スピットファイアバリオ3D 仕様
サイズ : 110~140cm 無段階伸縮・調整式
シャフト : アルミ合金(16φ/14φ)HTS 6.5
グリップ : トリガー3D PRO G
キャラバンにないスキーストックの場合、ストックの重さが詳しくウェブ上にないのではっきりのってないのがちょっと残念
LEKI グローブ
LEKI(レキ)のグローブはストックに接続可能な特殊なグローブでどちらかというとスキー競技用のグローブという印象です
そんなレキの代表的なグローブがこちら
▼ストックと接続はできませんが、価格がリーズナブルなレキグローブ
どれも普通のウィンターグローブと比べると高いので、「LEKI Gloves sale」の検索するとたくさんでてくる安売りのサイトで検討するのもアリかと思います