登山のヘルメット|登山用軽量人気の[5選]と[選び方]

登山のヘルメットの軽量アイテムの選び方と人気のアイテム(モンベルなど)を書いています
「登山用の山登りヘルメット」と「ロッククライミングヘルメット」は、ほぼ同義で、富士山でも山岳クライミングでもほぼ同じヘルメットを使用
フィット感は大事で、しっくりこないと使っているうちにストレスになるので、選び方は大切です
==▼目次==
- 登山ヘルメット|登山のヘルメット「軽量アイテム」紹介
- 登山ヘルメット|登山 ヘルメット 選び方
- 登山ヘルメット|登山用ヘルメットの「おしゃれ人気アイテム」
- 登山ヘルメット|ブラックダイヤモンド ヘルメットが個人的におすすめ
- 登山ヘルメット|登山ヘルメットを自転車で使いたい
- 登山ヘルメット ワークマン編
(▼関連記事)
初めての登山[登山初心者編]山登り入門・登山の始め方
登山ヘルメット|登山のヘルメット「軽量アイテム」紹介
登山のヘルメットは軽いほうが登るのはとてもラク ここでは最軽量クラスの山岳ヘルメットを紹介します
※行こうとする登山にヘルメットがマッチしていないと強度不足などになることがありますので注意ください
200gを切るとヘルメットは最軽量クラス
登山用ヘルメットで「200g」を切ってくると、最軽量クラスのヘルメットと言えます
ただ軽いのは強度を削っているからなので、登山に行くときには強度にあったリスクを選択する必要があります
ペツル シロッコ
ペツルシロッコは調べる限り登山で使える最軽量のクライミングヘルメットです
(https://m.media-amazon.com/images/I/61Ewu32zL4L._AC_SL1200_.jpg)
—————————–
価格:16,830円
重さ:160g-170g
材質:EPPフォーム(発砲ポリプロピレンフォーム)、ポリカーボネート(耐衝撃性の高い強化プラスチック)、EPSフォーム(俗にいう発砲スチロール)
サイズ:48-58 cm 53-61 cm
(https://www.alteria.co.jp/sport/sirocco/)
—————————–
頭頂部のところだけ固い材質(ポリカーボネート)をつかって、それ以外は発砲スチロールのような材質で覆っている超軽量タイプのヘルメット
普通のヘルメットより価格は2倍くらいの価格で、初心者にはあまりおすすめできないアイテム
軽量化重視の人向けのヘルメットです
ブラックダイヤモンド ベイパー
(▼こちらブラックダイヤモンドのベイパー)
(https://m.media-amazon.com/images/I/71lTTSJXKMS._AC_SL1500_.jpg)
—————————–
価格:15,070円
重さ:186g-199g
材質:ケブラー(防弾に使われる繊維)、カーボン繊維、ポリカーボネート(耐衝撃性の高い強化プラスチック)、EPSフォーム(俗にいう発砲スチロール)
サイズ:S/M(53-59cm)、M/L(58-63cm)
(https://www.lostarrow.co.jp/store/g/gBD12050001004/)
—————————–
ブラックダイヤモンド最軽量のヘルメット
ケブラーやカーボンなどのほかではあまり見ない繊維を使用しているのが特長
でも繊維を使っていても、落石ではへこむ確率は高いので、公式では「落石の可能性の低いロッククライミング専用。登山やアイスクライミングには適しません」としています
大きな落石ではへこみやすいので、アイスクライミングには使えないかもしれませんが、転倒保護としてなら登山には使えると思いますが・・・どうなんでしょうね
マムート ウォールライダー
(▼マムートのウォールライダー)
(https://m.media-amazon.com/images/I/91bxgqsYthL._AC_SL1500_.jpg)
—————————–
価格:13,200円
重さ:約195g
材質:EPPフォーム(発砲ポリプロピレンフォーム)、ハードシェル(公式ではハードシェルとしか言っていない)
サイズ:(52-57cm)、(56-61cm)
規格: EN 12492規格
(https://www.mammut.jp/items/2030-00141)
—————————–
マムートの軽量ヘルメットの定番
側頭部や後頭部付近は発砲ポリプロピレンを使って、落石などが考えられる頭頂部は「ハードシェル」を使っていて、最小限のカバーで最大限の効果を発揮する構成です
でもこの頭頂部のハードシェルがなんの材質でできているかは公式に書いていないのでちょっと不安
軽さからみてABC樹脂ではなくポリカーボネートのような気がするので、耐久性としては落石を跳ね返すというよりは、陥没でクッションさせる構造だと思われます ここはボクの所感なので注意ください
登山ヘルメット|登山 ヘルメット 選び方
登山のヘルメットの選び方は
・自分が行く登山に適しているか
・ズレが大きい、きつい、などがないか
・見た目は気に入っているか(自分に似合わないか似合うか)
この3つが大きなポイント
また夏でも冬でもアウターやレインウェアのフードがヘルメットの上にかぶれるかどうかのチェックも重要です
最近のフーディタイプのアウターは、ほとんどがヘルメット対応していますが、ヘルメット対応でもメーカーごとに若干の違いがあります
これは小さなヘルメットを購入するわけにはいかないので、ウェア購入のときにフードがヘルメット対応しているかどうか確認が必要です
今使っているレインウェアやアウターがヘルメット対応出なかった場合は、ヘルメットの下にフードをかぶるようすることで、首回りの風や雨の浸入が防げます
ただ、顔回りの防御はどうしてもおろそかになってしまいます
そのために、「薄手のバラクラバ」やキャップ(頭頂部に突起がないもの)を使うと、雨や風を防ぐことができるのでおすすめです
ヘルメットの選び方|落石保護か登山スピードか
落石が考えられるような場所で使う場合は、天頂部が丈夫なヘルメットがおすすめ
できればABS樹脂のヘルメットが良いです
例えば「沢登り」や「ロッククライミングでも落石が心配されるところ」はABS樹脂が安心
そして上からの落下物が少ないと考えられるところで、荷物を軽くしないとリスクが高くなる登山(レベルの高いロッククライミングやスピード重視の縦走など)では発砲スチロールのような「EPP フォーム」がメインのヘルメットが軽くて良いです
どちらもリスクを考えて、どちらのほうがリスクが高いのか、よく考える必要があります
一般的な登山者の場合は軽さよりはABS樹脂のヘルメットのほうが安全だと思います
登山のヘルメット 頭が大きいので入らない
登山ヘルメットの選び方で「フィットする」か「しないか」もかなり大事です
ゆるいと落石や木にぶつかった衝撃で、ヘルメットがずれて視界がなくなる可能性もありますし、グラグラと落ち着かないので、ストレスで疲れの原因にもなります
そしてアタマが大きくてヘルメットが入らない人(ボクもそうでした)はほとんど側頭部でひっかかかる人が多いです
そのときにはアジアンフィットを扱っている「グリベル」や「モンベル」のヘルメットがおすすめ
ヘルメット黎明期のヘルメットは欧米人系だったので顔から後頭部にかけて縦に長いつくりでしたが、現在はアジアンフィットのアイテムが多くなってきてフィットしやすくなっています
(▼グリベル ジャパンフィット)
(https://m.media-amazon.com/images/I/61xPFoWTBEL._AC_SL1500_.jpg)
例えばグリベルは「ジャパンフィット」と書いてあるやつがおすすめ
「ステルス、ステルスHS、サラマンダー2.0」にはジャパンフィットがあるので探してみてください
アジアンフィットタイプでサイズが60㎝以上のタイプを使ってみてもダメなら、内側のクッション系をとってしまうのも手です(ボクはとって使っています) 参考までに
登山のヘルメットが似合わない人へ
ヘルメットが似合わないという人はとにかくお店へ行って被りまくってみるのが一番の近道
買うか買わないかは別にして、近くで一番たくさんヘルメットを展示しているところを探してアタック
お店の相性がよければそこで購入がよいです(店員さんと仲良くなれる)
ボクの所感ですが、ヘルメットが似合わないという人でも、「ヘルメットの下に帽子」をかぶるとそれなりにかっこよく見えるのでおすすめ
(▼長野県警の人もヘルメットの下に帽子)
(https://twitter.com/police_nagano/status/1392642308806373378)
どうしてヘルメットの下に帽子をかぶるかというと、日差しを遮ったり沢登りの場合は滝の水が直接目にかからないようにするために帽子を使うのですが、あれ、意外にかっこよくなるので最近はかぶる人が多い感じです
登山ヘルメットの必要性
ヘルメットってスノーボードやスキーでも以前は被らないひとが多かった、でもいまはかなりの数の人がかぶっています
この長野県警のtwitterみてみると分かると思いますが、とにかく低山でも必要だと考えます
(▼長野県警twitterより)
(https://twitter.com/police_nagano/status/1294165212820459526)写真のヘルメットは、北アルプス奥穂高岳ザイテングラートで滑落した遭難者が着用していたものです。
体の打僕はあったものの、ヘルメットにより、頭部の致命傷を免れました。「もしヘルメットを着用していなかったら」と想像していただき、岩場では滑落や落石等に備え、ヘルメットを着用しましょう!
ヘルメットをしない人は「そこまでしなくても」というイメージを持ちます
確かにほとんどの場合、いつもの登山では危険な状況になりません 楽しく登って楽しく家に帰れます
でも死が訪れるときは一瞬です
御嶽山で生き残った女性の話もここで紹介します
「御嶽山は初心者でも気軽に登ることができるだけに、十分な準備をしている方は少なかった。生き残れたのは運もあるが最低限の準備をしていったからだ」と言う。
産経新聞:https://www.sankei.com/article/20150928-OKO2JAHEVFP6XE52HZZK5TGALM/6/
登山ヘルメットの耐用年数・寿命は?
ヘルメットには耐用年数(寿命)があります
ネット上でそこまで説明しているメーカーは少ないので確実に確認するにはメーカーに電話をしたりするのが良いです
少ないですがサイトに説明書を載せているメーカーを確認してみました
例えばモンベルはだいたい「5年」と説明書には書いてあります
(▼モンベル L.W.アルパインヘルメットの耐用年数)
(モンベル:https://webshop.montbell.jp/goods/instruction/1124639.pdf)
ブラックダイヤモンドのハーフドームの説明書をみると「最長10年」と書いてありました
(▼ブラックダイヤモンドヘルメットの耐用年数参考)
(https://www.lostarrow.co.jp/blackdiamond/support/manual/OM_BD_Helmets.pdf)
これでわかるようにメーカーや製品によって寿命や耐用年数は異なりますので、購入したら説明書を確認してみてください
登山ヘルメットの色も気になる
登山のヘルメットを探していると、ヘルメットの機能は気に入っているのに、ほしいカラーが無かったりすることがあります
ここで言いますが、このときに諦めてはいけません
登山のヘルメットはすぐ壊れるものではないので、長く使うようになります このときにヘルメットの色で妥協してしまうと、あまり楽しくない登山をするようになってしまうので、好みの色をゲットするまで諦めない方がいいです
白系は女子に人気 でも汚れると気になってしまうので注意
青系は男子に人気 あまり色に頓着してなければ、青がなんとなくおすすめです
登山用ヘルメットの「おしゃれ人気アイテム」
登山用ヘルメットで人気のアイテムをメーカー別などに分けて紹介します
- グリベル ヘルメット
- モンベル ヘルメット
- マムート ヘルメット
- ペツル ヘルメット
- ミレー ヘルメット
- カンプ ヘルメット
- ヘルメットの折りたたみタイプはおすすめしない理由
- 登山 ヘルメット ホルダー
- 女性用のレディース登山ヘルメット
ボクは最近ブラックダイヤモンドを使っていますが、どこのメーカーも特長があって自分の登山に適したヘルメットを見つけると楽しい登山ができます
グリベル ヘルメット
グリベルのヘルメットは後頭部まですっぽり隠れる「サラマンダー」がかっこよくて昔から気になっていたヘルメット
軽い「ステルス(200g)」以外は300gのアイテム でも堅牢さは折り紙つきでおすすめのメーカーです
個人的に多分一番「槍ヶ岳」が似合うヘルメットじゃないかと・・
(http://www.magic-mountain.jp/item/category/57_pdf/57_p07_grivel.pdf)
グリベル ステルス
グリベルの最軽量ヘルメット 外側のシェルの部分はポリカーボンを採用していて、落石についてはへこんで衝撃を吸収させるタイプです
(▼グリベルステルス)
(https://m.media-amazon.com/images/I/616radQLg9L._AC_SL1000_.jpg)
公式では特に注意書きはありませんが、落石の多いところを通過するときにはより注意が必要だと思います
—————————–
価格:12,100円
重さ:200g
材質:シェル:ポリカーボン、ライナー:ポリスチレンフォーム
サイズ:頭囲55~61(㎝)
(http://www.magic-mountain.jp/item/category/57_pdf/57_p07_grivel.pdf)
—————————–
グリベル ステルスHS
耐久性の高い「ABS樹脂」を使っている落石保護に適したグリベルヘルメット
(▼グリベル ステルスHS)
(https://m.media-amazon.com/images/S/aplus-media/sota/90c8372e-7eae-4c4d-9bcd-2f0934b413ea._.jpg)
その分重くて、そしてちょっと安かったりします
クライミングのような軽量を特化させないといけないアクティビティでなければこちらを選ぶのがいいと思っています(個人的にですが)
—————————–
価格:10,340円
重さ:310g
材質:シェル:ABS樹脂、ライナー:ポリスチレンフォーム
サイズ:頭囲55~61(㎝)
(http://www.magic-mountain.jp/item/category/57_pdf/57_p07_grivel.pdf)
—————————–
グリベル サラマンダー
ボクのあこがれだった「サラマンダー」(今でもあこがれです)
(▼グリベル サラマンダー)
(https://m.media-amazon.com/images/I/71wxRyFkRsL._AC_SL1500_.jpg)
ロングセラーで2代目サラマンダーに更新されていました
耐久性の高い「ABS樹脂」でハードな登山でもガッツリ突破するための耐久性をもっています
価格もうれしい価格で8千円台
以前から日本人向けの形をしていて、頭が大きいひとでも問題なく使えていましたが最近「ジャパンフィット」バージョンにパワーアップしてよりフィット感が増しています
ちょっと重いですけど、グリベルのヘルメットでは一番のおすすめです
—————————–
価格:8,360円
重さ:352g
材質:シェル:ABS樹脂、ライナー:ポリスチレンフォーム
サイズ:頭囲55~61(㎝)
(http://www.magic-mountain.jp/item/category/57_pdf/57_p07_grivel.pdf)
—————————–
モンベル ヘルメット
みんなの味方モンベルからもヘルメットが販売されています
モンベルにしてはそれほど種類が多くないので、ここでは使えそうなアイテムを紹介します
種類は多くありませんが、コスパなうれしい価格なのはやっぱりモンベル
モンベル L.W.アルパインヘルメット
価格に対して重さが非常に軽量のコスパのいいモンベル「L.W.アルパインヘルメット」
(▼モンベル L.W.アルパインヘルメット)
(https://m.media-amazon.com/images/I/61s41ESNbDL._AC_SL1000_.jpg)

さすがのモンベル コスパはとてもいいです
サイズも62センチまでいけるので、頭が大きい人でも希望があります
でもABS樹脂タイプではないので、初心者におすすめしたいけど「う~ん」となってしまうところもあります
—————————–
価格:9,790円
重さ:225g
材質:アウターシェル:ポリカーボネート インナーシェル:発泡ポリスチレン
サイズ:(頭囲52~57cm)、 (頭囲57~62cm)
(https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1124639)
—————————–
マムート ヘルメット
マムートというと高級登山アイテムの代名詞的に感じるのはボクだけではないはずです
現存しているヘルメットをみてみると、安くても12,000円以上の定番「ウォールライダー」や3万円近いヘルメットもあります
それだけ性能もいいので文句は言えないですが、ちょっと高いのですぐには買えないアイテムばかりです・・・
ウォールライダーミップス(Wall Rider MIPS)
ミップスという特許な機能がついている「ウォールライダーミップス」を紹介
(▼ウォールライダーミップス)
(https://m.media-amazon.com/images/I/91xOSfEPsZL._AC_SL1500_.jpg)
ミップスというのは、ヘルメットが何かにぶつかった一瞬でズレてくれて衝撃を少なくしてくれる技術のこと
マムートではありませんが、ボクもミップスヘルメットを持っていて、そのミップス機能のズレを検証、かなり優秀だということがわかりました この機能は頭部への衝撃はかなり削減できると思います
(▼ミップス機能装備のマーク)
ただそれだけ優秀な特許技術を使っているだけに価格はマムートヘルメットの中では一番高いのです
—————————–
価格:27,500円
重さ:225g
材質:EPP(ビーズ法発泡ポリプロピレン)コア材と部分ハードシェルの組み合わせ
サイズ:56-61cm
(https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1124639)
—————————–
ペツル ヘルメット
クライミング専門メーカーのペツルのヘルメットは、価格は中間くらい、でも「軽い」のが特長
例えばABS樹脂を全体的に使ったヘルメットを200g台に抑えているのはペツルくらい(天頂部付近にABS樹脂はのぞきます) この変はうまく肉抜きをして構造のテストをやった結果だと思います
そして登山ヘルメット最軽量の200gを切る「シロッコ」をみると、「軽さのペツル」という感じがします
ただデザインがボクとしてはいまいちで、どのヘルメットもなんとなくハコをかぶっているような感じがするのがちょっと気になるところ(かっこよくはない)
まあ、ボクがそう思っているだけで、世界のペツルなだけにトップアスリートが高所でも使っている機能性あふれたヘルメットが多いのは確かです
ペツル ヘルメット メテオ
ペツルのスキーツーリング用のヘルメットで、クライミングにも使えるのが「メテオ」です
(▼ペツル メテオ)
(https://m.media-amazon.com/images/I/81k1x+MNfRL._AC_SL1500_.jpg)
ペツルの中では中間的な位置を占めているヘルメット
それでも220g-240gは軽い・・
—————————–
価格:12,100円
重さ:225 g 240 g
材質:ポリカーボネートシェルの内側に EPS(発泡ポリスチレン)フォーム
サイズ:48-58 cm 53-61 cm
(https://www.alteria.co.jp/sport/meteor/)
—————————–
ペツル ヘルメット ボレオ
ペツルヘルメットの中では価格が一番安い「ボレオ」
ABS樹脂を使用していて、耐久性が高く、なのに200g台を保持しているところがペツルらしいといえばらしい
ペツルの中で初心者にもおすすめできる価格と機能です
—————————–
価格:8,360円
重さ:285 g 295 g
材質:ABS 樹脂 (シェル)、EPP フォーム (ライナー)、EPS フォーム (ライナー)、ポリエステル (ウェビング)
サイズ:48-58 cm 53-61 cm
(https://www.alteria.co.jp/sport/boreo2/)
—————————–
ミレー ヘルメット
ミレーのヘルメットというと名機「サミットプロ」以前は販売していましたが、現在は生産中止 これでミレーから現在販売しているヘルメットはなくなってしまっています
現在販売しているのは、在庫分か中古のみ
(https://m.media-amazon.com/images/I/81MCQNoHdXL._AC_SL1500_.jpg)
どうしてもほしい場合は気合をいれて探すしかありません
ミレーはヘルメット販売はやめてしまいましたが、ヘルメットホルダー販売はまだやっています
なんか変な感じですが、ホルダーは人気が高いです
(▼ミレーのヘルメットホルダー)
カンプ ヘルメット
カンプのヘルメットは軽量でシンプルのイメージが強い感じ でも最近は他のメーカーからより軽いヘルメットがたくさん出ていて、それほど軽いイメージはなくなってしまいました
ただ抑えるところは抑えているので、「名門 カンプ」はまだまだ人気が高いです
人気の秘密は、カンプのヘルメットのシルエットやラインがスキッとしていてデザインが良いことも理由の一つで、プラス軽量というと買いたくなります でもボク的にはヘルメットが欧米系の形状をしているので、かっこいいのですがちょっとニガテです
カンプ スピード
カンプの代表的なヘルメットは、名機「パルス」の後継機「スピード」です
「EN12492規格」という欧州の山岳業務用の規格と「EN1077」というアルペンスキーの規格をクリアしている、安全率の高いヘルメットです
以前は「パルス」という名前でしたが「スピード」にリニューアルして再登場
重さは少し重くなり、価格は大体そのまま サイズもそのままなので頭が大きい人には少しきついかもしれません
—————————–
価格:19,800円
重さ:約385g
材質:ポリカーボネイト 構造はインモールド
サイズ:54-60cm
(https://www.caravan-web.com/product/5245801/)
—————————–
(参考:山岳用ヘルメットヨーロッパ規格 EN12492 1995:EN397)
https://www.alteria.co.jp/download/pdf/standard/standard17-helmet.pdf
カンプ アーマー
カンプのABS樹脂を使った耐久性の高いヘルメット
価格もカンプの中では安くて初心者向けで、頭の大きさもやや余裕があるので合わない人にもおすすめできます
—————————–
価格:9,680円
重さ:約370g
材質:ABS樹脂製シェル 構造はインジェクション
サイズ:54-62cm
(https://www.caravan-web.com/product/5259533/)
—————————–
カンプ ストーム
カンプ最軽量で価格もコスパなテクニカルヘルメット
ただ価格も重さも中間的でバランスはいいのですが、「これ!」という目玉がないのでちょっと人気は下がり気味です
カンプがほしいけど「スピード」は高くて購入できない人が購入するヘルメットという感じ
消極的理由ではない理由があれば「不遇」なヘルメットの汚名を返上できるのですが・・
—————————–
価格:13,200円
重さ:230g-250g
材質:ポリカーボネイト インモールドEPS構造
サイズ:48〜56㎝ 54-62cm
(https://www.caravan-web.com/product/5245707/)
—————————–
(▼ストームヘルメット)
ヘルメットの折りたたみタイプをおすすめしない理由
登山用ヘルメットで折りたたみのやつを探してみると「エーデルリッドのマディーロ」くらいしか見つかりません
どのサイトもこれを推しているみたいです でもAmazonでみるとバカ高なのでカンタンには購入決断はできないですね・・
まあ、折りたたみならばコンパクトにリュックにいれることができますが、ボクとしては、ヘルメットを折りたたんで持っていると、ほしいときに面倒でださなくなるので、折りたたみ式はおすすめしません
やっぱり登山では疲れているときに出すのが面倒なアイテムは意味がなくなってしまうので、出してすぐ使える普通のヘルメットがいいです
登山用でなければ災害用として折りたたみヘルメットがあります
ぎこちない感じがしてあまりおすすめはできませんが、ないよりはマシなので、折りたたみ式じゃないとダメという人は使ってみてください
登山 ヘルメット ホルダー
ヘルメットホルダーがあると、とてもラクです
縦走でも危険な場所以外ではヘルメットを取りたいですが、リュックの中に入れるとかさばるし、リュックのハーネスにかけておくとバタバタとうるさいのが玉にキズ
そこでしっかりと取り付けられるヘルメットホルダーがあると便利
使ってみるとわかりますが、ぶらぶらしないのがどんなにラクかがよくわかります
デザイン的におすすめなのが、「マムート」のヘルメットホルダー
(▼おしゃれなマムートヘルメットホルダー)
オシャレなデザインでスッポリ全体を覆ってくれるのでヤブなどで外れる心配が少ないアイテム
ヘルメットホルダーで人気が高いのが「ミレー」のヘルメットホルダー
ミレーは最近ヘルメットから撤退してしまいましたが、人気のヘルメットホルダーだけは作っているという変なバランスになっています
(▼ヘルメットホルダーはミレーが人気)
比較的安くて丈夫なので、人気が高いです
女性用のレディース登山ヘルメット
今は女性向けのヘルメットも多くなっています
シリーズによっては「ウィメンズバージョン」がありますが、たいていのヘルメットでは頭のサイズが小さいサイズを女性用もしくは頭の小さな男性用としています
ウィメンズバージョンを別に出しているところはサイズが一回り小さくしているだけでなく、ポニーテールに対応している、デザインやカラーがファッショナブル、などの女性目線でプロダクトしています
ボクのおすすめは、人気の軽量堅牢ヘルメットのブラックダイヤモンド「ビジョン ウィメンズ」です 参考までに
レディース用ハーフドーム
ブラックダイヤモンドロングセラーのハーフドームにも最近「レディースバージョン」
ができました
ポニーテール対応でワンサイズですが、カラーがおしゃれです
—————————–
価格:5,940円
重さ:330g
材質:ポリカーボネイト インモールドEPS構造
サイズ:52-58㎝
(https://www.lostarrow.co.jp/store/g/gBD12020001001/)
—————————–
ビジョン ウィメンズ
ボクがおすすめのブラックダイヤモンドで一番堅牢の「ビジョン ウィメンズ」
オシャレカラーで価格もそれほど高価ではないので、機能が高くても気軽に購入できるメリットがあります
—————————–
価格:10,890円
重さ:220g
材質:EPP+EPS+ABSの複合シェルにより、BDヘルメットで最も堅牢
サイズ:53-59㎝
(https://www.lostarrow.co.jp/store/g/gBD12056001/)
—————————–
ボレア ウィメンズ
ペツルの初心者におすすめの耐久性、耐衝撃性が高いヘルメット コスパも良いです
シルエットもカラーも女性向けで、ポニーテール仕様になっているのも女性向けの機能です
—————————–
価格:8,360円
重さ:295g
材質:EPP+EPS+ABSの複合シェルにより、BDヘルメットで最も堅牢
サイズ:52-58㎝
(https://www.alteria.co.jp/sport/borea/)
—————————–
登山ヘルメット|ブラックダイヤモンド ヘルメットが個人的におすすめ
最近コアなファンに人気の高いブラックダイヤモンド
価格は中間くらいの価格が多いところですが、機能がすばらしいアイテムばかりで、個人的にはモンベルより「コスパがいいんじゃない?」と思ってしまうアイテム盛りだくさん
クライミングメーカーなので、実用的なヘルメットが多く、初心者でも手が出しやすい価格がステキです
定番ブラックダイヤモンド ハーフドーム
ブラックダイヤモンドおすすめのヘルメット「ハーフドーム」の紹介
(▼ハーフドーム)
(https://m.media-amazon.com/images/I/61c77rlT2uS._AC_SL1500_.jpg)
これはボクも使っていて、価格も機能の割にはかなり優秀、コスパも良く初心者におすすめしたいアイテム・・・・だったです
「だった」という過去形の理由は、以前のハーフドームは「ABS樹脂」を使っていて耐久性良しでしたが、最新版は「ポリカーボネート」なんですね・・・ポリカが悪いわけではないですがボク的にちょっと残念(できればABS樹脂に戻してほしいです)
サイズは63センチがあるので、頭が大きいひとに特におすすめのアイテムです
—————————–
価格:5,940円
重さ:330g-350g
材質:ポリカーボネートシェルとEPSフォームを一体成型
サイズ:50-58cm、56-63cm
(https://www.lostarrow.co.jp/store/r/r1035/)
—————————–
(▼関連記事)
ブラックダイヤモンド ハーフドーム 「レビュー」

ブラックダイヤモンド ベクター
ブラックダイヤモンドヘルメットの中では中間的な位置にいるのが「ベクター」
(▼ブラックダイヤモンド ベクター)
(https://m.media-amazon.com/images/I/61wsfxg0lzS._AC_SL1500_.jpg)
軽くて価格も1万円を切る安さなのでもっと人気があっても良いと思います
以前より価格も安くなっているので手に取ってほしいです
ブラックダイヤモンドの中では「デザイン」が一番良いとおもっています
—————————–
価格:9,130円
重さ:メンズS/M=230g、M/L=240g、ウィメンズ=230g
材質:ポリカーボネートシェルとEPSフォームを一体成型
サイズ:メンズ=S/M(53-59cm)、M/L(58-63cm)ウィメンズ=1サイズ(53-59cm)
(https://www.lostarrow.co.jp/store/g/gBD12030006001/)
—————————–
おすすめブラックダイヤモンド ビジョン
ブラックダイヤモンドで初心者に一番おすすめしたいのはこの「ビジョン」
(▼ブラックダイヤモンド ビジョン)
(https://m.media-amazon.com/images/I/71a1+-wm14S._AC_SL1500_.jpg)
理由は軽くて堅牢、価格も「ぼちぼち」 この機能でこの価格はうれしい
ブラックダイヤモンド唯一のABS樹脂(耐久性が高い)を使っているのに200g台の重さはすごい
価格はちょい高めの設定ですが、仕様が変わる前に買ったほうがいいアイテムNo1です
—————————–
価格:10,700円
重さ:220g(S/Mサイズ、実測値)
材質:EPP+EPS+ABSの複合シェルにより、BDヘルメットで最も堅牢
サイズ:S/M(53~59cm)、M/L(58~63cm)
(https://www.lostarrow.co.jp/store/g/gBD12055001001/)
—————————–
登山ヘルメット|登山ヘルメットを自転車で使いたい
最近いろいろなアクティビティが流行っているせいか、自転車のヘルメットと登山のヘルメットを同じものを使いたいという人もいます
登山のヘルメットをなるべく安くするためですね
自転車のヘルメットは「ポリカーボネート」と「EPPフォーム」を使ったようなインモールドタイプが多いですので、同じようなヘルメットであればOKだと思います(ブラックダイヤモンドやペツルのヘルメットなど)
特別両方使えるような登山・自転車兼用ヘルメットはないので、自由に選んでもないよりはいいんじゃないかと思います
唯一こだわるとするとデザインです
自転車ヘルメットのように風の抵抗を考えた流線形のフォルムの登山ヘルメットはないので(強いて言えば カンプのスピードやパルス)そこはあきらめるしかないです
ヘルメットを登山とスキー兼用にしたい
自転車だけでなく、スキー兼用の登山ヘルメットも探す人がいますが、これはスキーのヘルメットで耳当てが外れるヘルメットならどれでもいけます
ちなみにボクはサロモンのスキーヘルメットを登山や沢登りでも使っています
登山のヘルメットでいえば、カンプのスピードがおすすめです スキーの規格を一応クリアしているので、一番最適な感じです
最近はスキーやボードでもヘルメットをしている人が、登山や沢登りで同じヘルメットを使っているのをよくみます
スキーやボードのヘルメットは「かさばり」や「重さ」はあまりよく考えていないので、登山で使う場合は、そのあたりもよく考えて選んでください
(参考:EN1077規格 スキーヘルメット)
http://www.opa.co.jp/wp-content/uploads/2017/02/0f4feeffae3861d8034fc18e91b7d926.pdf
登山ヘルメット ワークマン編
ワークマンにあるヘルメットはほとんどが工事現場作業用のヘルメット
(▼ワークマンヘルメット)
(https://workman.jp/shop/c/c7060/)
実用的な感じで価格も安いので、お金がないときは使いたくなります
でもたいていは対落下物しか考えてないヘルメットばかりです 転倒を見越したヘルメットはあまりないので、注意ください
沢登りではときどき工事用ヘルメットを使っているひとがいます 推奨はしないですが、ないよりはマシ・・という感じです でも事故ったら自己責任なのでできれば登山に使っているヘルメットならば、事故後の体のダメージと心のダメージは少ないと考えます