モンベル メリノウールインナー[レビュー]
ボクの持っているモンベルメリノウールインナーを紹介します
(▼ボクのメリノウールインナー肌触り良すぎ)
ボクはモンベルのメリノインナーがお気に入りで、おすすめの特長は3つ
- 肌触りが良すぎ
- 濡れても暖かい(上着をしっかり着れば)
- 他メーカーより比較的安い
デメリットもないわけではありません。 例えばモンベルの代表素材「ジオライン」と比べると、価格は高くて汗で濡れると乾きにくいです
ただ、価格はどうしようもないですが、汗処理は上着を多めに着るなどの方法で解決できるし、なにより肌触りがかなり良いので、毎日着たい人にはとてもおすすめできます
==▼目次==
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モンベルの「ジオラインとメリノウール比較」
モンベルインナーの代表的な素材「ジオライン」と「メリノウール」を比較してみました
比較に使ったのは「中厚手の長袖」です
名称 | 素材 | 画像 | 乾燥 | 保温 | 重さ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
ジオライン | 化繊 | ![]() (sponsored) | 乾きやすい | 普通 | 170g | 4,730円 |
スーパー メリノウール | ウール | ![]() (sponsored) | 乾きにくい | とても暖か | 180g | 7,480円 |
ジオライン(化繊ベース)とメリノウール(ウールベース)を比較してみると、「暖かさ」だけしかないように見えますが、それでも総合をみるとジオラインと同じくらいの魅力があるのは、快適性が高いからだと思います(比較にかけませんでしたが、肌触りはスーパーメリノウールの方がよいです)
買った理由はモンベル スーパーメリノウールの口コミから
ボクが買った理由は、「モンベル スーパーメリノウール 口コミ」が出発点でした
口コミ先はアウトドア作家の「ホーボージュンさん」
ジュンさんのレビューで、「夏も冬も普段使いも」というフレーズが決めてで買ってしまいました
いつでも使える手軽さと保温性が寒がりのボクにはピッタリ
価格もほかのメーカーよりは安く、いつでも使えてしまうのでコスパも安心
あまりの良さに親類や友達への「プレゼント」に使うこともあります
モンベル メリノウールインナーを「夏」に使いたい
ウールというと「冬」のイメージがあります
でもモンベルメリノウールは夏でもOK
夏は暑くても、「薄手の半袖」を使えば普通に涼しいです
(▼半袖のメリノウールシャツ)
ウールは乾きにくいですが、モンベルメリノウールは汗冷えがしにくく、匂いもつきにくく、夏にも使える機能満載
使えるモンベルインナーです
(▼モンベルインナー一覧)
[スーパーメリノウール タイツ]暖かいけど・・
モンベルのスーパーメリノウールタイツもボクはもっています
(▼メリノウール タイツ)
暖かで汗をかいても冷えをほとんど感じない良品ですが、上半身インナーよりは残念ながら長持ちしません
登山の時だけ使っていれば5年以上長持ちしますが、普段使いを混ぜると3年くらいでヒザの内側から破れてきます(2枚使っていましたが、2枚ともヒザから破れてきた)
ボクは「もったいないオバケ」なので、破れても「つぎはぎ」をして使っていますが、あまりおすすめはしません
(▼ボクのモンベルメリノウールタイツ 膝の補強入り)
コスパな「アウトレット」を活用
コスパなモンベルメリノウールインナーですが、もっとより安く買いたいという人には「モンベル アウトレット」がおすすめ
以前はAmazonや楽天が安かったのですが、モンベルが小売りをやめてしまっていて、ほとんどで回らなくなってしまいました
そのかわりモンベルの「アウトレット」は充実しています
(▼モンベルアウトレットはこちら)
ほかのメーカーよりアイテムの量は多いと思います
デメリットは「最新タイプ」ではなく「型落ち」タイプの割合がほかのメーカーより多いということ
パタゴニアなどはシーズンが過ぎてしまうと、最新タイプもアウトレットしますが、モンベルは型落ちしないとなかなかアウトレットには出してくれません
モンベルのスーパーメリノウール ラウンドネックシャツを調べてみた
登山初心者にオススメのモンベル「ウール素材のアンダー」ですが、なぜ登山初心者にオススメかというと、
一番は「価格」
他のメーカーと比べると、機能はそれほど変わらず1000円から3000円くらいは安いと思います
機能に対しての価格設定が優秀なことから、初心者に打ってつけのオススメ製品となる訳です

自分貧乏なので、この価格には敏感
そんな自分にとって、モンベルは他製品より安価なものが多く、とてもありがたいメーカーです。
登山はもちろん、普段使いで使っても扱いが簡単なので、是非お勧めしたいです。
吸湿発熱
出典:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1107574 モンベル公式ホームページ
以前、自分がメリノのアンダーを買ったときは、こんな便利な機能はついていませんでした
発熱というと、
- 「ユニクロ ヒートテック」
- 「ミズノ ブレスサーモ」
と、この2つが自分の中では発熱素材として知っていました。
しかしいつの間にかモンベルも「発熱」を付けていたようです
これは便利ですね!
モンベルがやっているということは、ほかのメーカーもやっているでしょうねー。
今回はモンベルがメインなので、ほかのメーカーは後で調べてみたいと思います(頑張ります)
ここで発熱の方法を調べてみると、モンベルも、ヒートテックも、ブレスサーモも原理は同じ
「気体が液体になるときに発生する熱」を利用しています
水に「熱」を加えて沸騰させると「気体」になりますよね
逆に「気体」が水になるときには「熱」が出てくるんです
これです!これを利用して熱を作ります。
具体的には、人間の汗の水蒸気(気体)が素材に吸着され「液体」に変わった瞬間に熱を出します
これが「発熱」の理由
この内容だと、どんな布も暖かくなりそうですが、そうはなりません
それは、通常の繊維では発熱量が少なく、逆に水が水蒸気になるスピードの方が早いので、冷えてしまうから
「発熱素材」と言っている素材は、技術で「発熱量」を大きくしているのが特徴で技術の見せどころです
「発熱素材」は、汗冷えより発熱量を大きくすることで暖かく感じさせるのです。
放熱を防ぐ
出典:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1107574 モンベル公式ホームページ
このアンダーは、放熱を防いでいるという効果があるそうです。
原理は天然のウールのため、繊維の表面がウロコ状になっていて、水分をそのウロコの裏側に吸着してしまうということ
そんなにうまくいくのかな・・と思いますが、うまくいくんですね
水分を繊維の中に包み込んでしまうので、水分が肌に直接触れなくなり、冷たくならないようです
そして、ウェアの表面では少しずつ水分を蒸散させるので、汗冷えが起こらないといいます
何か上手く丸め込められているような気がしますが、実際自分でウール素材を着ていると、汗冷えは確かに「綿」よりはまったく少なく感じています
ですが、大量に汗をかいてしまうと、その機能もあまり使えません
ウールは寒くはなりづらいですが、乾くスピードが俄然(がぜん)おそいので、要注意です
自分のように大汗をかく人は、ウールでも保温の効果は薄いです
それでも「ほんのり」暖かいので、綿よりはいいかと思います。
快適性
出典:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1107574 モンベル公式ホームページ
ここで言う快適性はまずは、
「臭い(におい)」
ウールについては昔から消臭効果があると言われていますが、メリノウールは特に消臭効果があるようです
消臭の原理は「臭い成分の吸着」
ウールのウロコのような表面に、臭いを吸着させて、そして発散させない!
そんな機能で臭いをやっつけます。
消臭で使われている「木炭の消臭効果」と同じで、あれも木炭の細かい穴に臭い成分を吸着させます
自分もモンベルの古いメリノウールを持っていますが、古くても、消臭効果は抜群(ばつぐん)
山では何日も同じアンダーを着ることになりますので、快適なストレスの少ない登山をするには、消臭は意外にバカにできません。
特に異性と行く時には注意したいですね!
次は汚れ。
このメリノウールは汚れがつきにくい構造ということ
ウールの繊維はウロコ状だし、繊維のクリンプ(縮れ(ちぢれ))がとても強いメリノウールなので、逆に汚れが付きやすいと思うのですが、逆なんですね
これ不思議です
どうしてかなと思って、モンベルのホームページをくまなく見ましたが、詳しい理由は書いてありませんでした。
そんなときにはカスタマーサービスさんに聞くのが吉。
モンベル担当:「あーどこの記述でしょうか・・・あー・・・あーありました。確かに「汚れにくく、防臭力を備える」と書いてありますね。これは水を弾く効果があるので、それで汚れもつきにくいということを言いたいようです。」
アイリス:「承知しました。ありがとうございました。」
てな感じで回答をいただきました。
ということは、汚れが付きにくいのは「水を弾く効果の副産物」ということになります。
あくまで、水を弾くことが前提となっているので、それほど大きな効果は期待できないと思いますが、それも快適性につながるとホームページには書いてありました。
モンベルメリノウールインナーは薄手・中厚手・厚手がある
モンベルインナーは季節や好みによって3つの種類に分かれています。 ボクがおすすめなのは薄手のメリノウールインナー。 冬でも夏でも使えるアイテムなのでプレゼントにしても幅があってハズレがありません
1 価格が気になる方
2 縦走メインで、泊まりを考えている方
3 静電気が気になる方
中厚手
(中厚 スーパーメリノウール M.W. ラウンドネックシャツ)
メーカー | mont-bell(モンベル) |
---|---|
平均重量 | メンズ185g ウィメンズ131g |
原産国 | 中国 |
参考価格 | メンズ:5,048円+税 ウィメンズ:4,900円+税 |
素材 | スーパーメリノウール100% |
カラー | メンズ:ネイビー、ブラック、ライトパティー ウィメンズ:ブラック、コーラルピンク |
▼中厚手 スーパーメリノウール M.W. ラウンドネックシャツ メンズ)

▼中厚手 スーパーメリノウール M.W. ラウンドネックシャツ レディース

薄手
(薄手 スーパーメリノウール L.W. ラウンドネックシャツ)
メーカー | mont-bell(モンベル) |
---|---|
平均重量 | メンズ130g ウィメンズ107g |
原産国 | 中国 |
参考価格 | メンズ:4,381円+税 ウィメンズ:4,100円+税 |
素材 | スーパーメリノウール92%+ナイロン8% |
カラー | メンズ:シルバー、ブラック ウィメンズ:アイボリー、ブラック、ターコイズブルー |
▼薄手 モンベル スーパーメリノウール L.W.ラウンドネックシャツ メンズ

▼薄手 モンベル スーパーメリノウール L.W.ラウンドネックシャツ レディース)

厚手
(厚手 スーパーメリノウール EXP ラウンドネックシャツ)
メーカー | mont-bell(モンベル) |
---|---|
平均重量 | メンズ195g ウィメンズ157g |
原産国 | 中国 |
参考価格 | メンズ:7,500円+税 ウィメンズ:7,300円+税 |
素材 | スーパーメリノウール79%+ポリエステル18%+ナイロン2%+ポリウレタン1% |
カラー | メンズ:ブラック、パプリカ ウィメンズ:ブラック、レッドブリック |
▼厚手 モンベル スーパーメリノウール EXP.ラウンドネックシャツ レディース

▼厚手 モンベル スーパーメリノウール EXP.ラウンドネックシャツ メンズ
