登山初心者の女性が一人で登山をするときの【注意点】と【おすすめグッズ・ツアー】を紹介します
今は、登山者の約半数が「女性の登山者」になってきています
特にマンガ「山と食欲と私」の影響から特に最近は多くなってる印象があります

女性がそのように多くなってきていることはとてもいいこと ですが、急激に女性が増えることで、男性、女性とも注意すべきことが必要になっている感があります
とくに登山で女性一人の場合は、女性に限らず男性でも注意が必要です
ここでは、山登りの女性一人の時に気を付かなければならないことをまとめました
単独登山女子|一人登山の注意点==▼目次はこちら=
登山初心者で女性一人で山に向かう人は、心が強いというよりは、好奇心と自立性が高い人が多いような気がします
そしてほとんど防犯用品をもっていかない人、多いですね
できれば注意をしてもらいたいと思いますし、男性も注意すべきと思います
- 単独登山女子|女性一人の山登りが多くなった現状はこんな感じ
- 「単独登山女子」が防犯対策(クマも)をなかなかやらない理由
- 単独登山女子|防犯の対策|女性ひとり登山の危険
- 単独登山女子|防犯の対策グッズ|単独登山の女性の心得
- 単独登山女子|登山ひとり女子のおすすめツアー
- 単独登山女子|最後に|登山で女性一人を意識する
▼初めての登山[服装・持ち物など]

単独登山女子|女性一人登山が多くなった現状はこんな感じ
最近の登山ブームで、いろいろな性別や世代(老若男女ろうにゃくなんにょ)の人を見かけるようになりました
特に女性が多くなってきているなーと特に実感しています
自分の友達にも、女性一人で小屋泊をして縦走する20代の人がいます
総務省統計局の平成28年8月10日の調査では、15 歳以上の「登山・ハイキング」の行動者は972万7千人で、男女別にみると、男性が494万5千人、女性が478万2千人だそうです。
(出典: 統計トピックスNo.96 登山・ハイキングの状況より)
今は、約半数が女性!
登山も女性が強くなってきている感じを受けますね
統計をみると、平成21年ごろから女性の登山が多くなってきているようです
女性がそのように多くなってきていることは大変いいことです
ですが反面、今まで、なかったような問題もでてくるようになります
特にソロで登る女性は注意が必要
どうしても山での「レクリエーション」ということで、山頂しか見えていないような気がします
そして、開放的になってしまい、油断してしまう場合があると思います
しかし、その状況は女性が夜道を歩くときとほぼ同じ
ほかの人が大勢近くにいればいいですが、山域によってはほとんど一人ということもあります
有名で、日帰りができる山に行けば、それほど危険はないような気がします
ですが、だんだんと物足りなくなってくるはずです。
そこで、どうしても単独で人の少ない山域に行きたいという「女性」のために、対策を探してみました
単独登山女子が防犯対策(クマも)をなかなかやらない理由
自分の経験上、まず、自分に自信があるひとほど、対策グッズを持って行かない人が多いです

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ヒト対策の道具を持って行かない理由はのひとつは、軽量化が理由にあるようです
まず単独で山に行きたいと考えているかたは、ある程度自分に自信があり、街とは別世界である、崇高な山岳に強いあこがれを持っているかたが多いと思います
登山でいるものいらないもとを、悩みに悩んで完成したパッキングは自分にとっては芸術品に匹敵します
そうしたなかで、軽量化できないというのはかなりのストレスでしょう
なるべく持っていきたくないのです
ふたつ目の理由はヒト対策のグッズは 街(生活)の匂い がすることです
特別な場所に特別な準備をしていくつもりが、生活の匂いをするものを持っていくと、気持ちが盛り上がらないことも理由にあるようです
しかし、クマとヒト両方に共通の対策グッズだとすれば、重いものをもっていっても、「これはヒトではなく、クマ対策なのだ・・・」と自分のことをある程度納得させることができるとおもいますが、どうでしょうか・・・
単独登山女子|防犯の対策
登山の女性ひとり山登りのときの防犯対策を紹介します
グッズはあとで紹介しますので、ここは
- 見晴しのよいところを選ぶ
- 服装の注意
- カメラをみているときの注意
- フェイントをかけること
- 男性と2人だけにならない
- 私は大丈夫・・と思わない
- 女性も頑張っているので、男性陣も細心の注意
これらの7つのことについて書いてみました
見晴しのよいところを選ぶ
とにかくなるべく見晴しを気にするようにしましょう

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ほとんど登山道は一本道なので、なかなか難しいですが、見晴しの悪いところでは、周囲をよく見渡しながら進むなどの対策は必要でしょう
服装に気を付ける(特に注意!!)
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派手な服装や、生地が極端に少ない服装は、そういう服装に慣れていない男性にはつらいところがあるはず
見てしまうといやらしく思われそうですし、
世の男性は、そういう服装をしているのは誘っている証拠、という変な理由を平気で言ってくる人もいます 最悪ですね
世の男性というと、人口の半分ですよね。
その中の全員とは言いませんが、そのように考えている人も存在すると思っていれば、対策が無駄ではないと思えるはずです
カメラやGPSを見ているときは隙がある
カメラと撮っているときや、GPSや携帯を見ているときは、視界が極端に狭くなっているので、周囲の状況がわかりません

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「そこまで言うの?」という気持ちはわかります
そういう事も隙を作ってしまうことを頭の中に入れておくだけでも違うと思います
トイレのとき特に気を付ける
これは分かりやすい状況でしょう。
対策としては、トイレの位置などを確認しておいて、人の往来などを見ながら人が多いようなときに用をたすようにすることが効果的でしょう。
動きにフェイントをかける
立ち止まって、突然振り返ったり、走ってみたりすることは有効だと思います
変なことを考えている人は、突然フェイントをかけると、何かしら目立つようなモーションをします
そういう人を見分けることと、それにより隙を作らないようにすることができるので、フェイントはかなり有効だと思います
あくまで、逆に挙動不審にならないようにフェイントです
2人きりになるようなシュチュエーションを作らない
これは山小屋や、狭い場所で気を付けなければならない対策です
狭いところで、2人のみというのは、特に危険な状況
気を付けるようにしましょう
私は大丈夫と思わない(特に注意!!)
これは福岡県警サイトの情報です
参考:福岡県警察ホームページ
性犯罪者は「私は大丈夫」と思っているような女性を勘(かん)で探しだしてねらうそうです。
そういう犯罪者に言わせれば、大丈夫と思っている女性は隙(すき)だらけだそうです
たぶん山では、ふつうそのような行為を目的としている人は、少ないと思います
基本的に目的は登山でしょうから
しかし、女性が隙を見せると、男性の本能が突然目覚めるのだと思います
ピクサー映画のファインディングニモに出てくる、魚を食べたくないサメと同じです
ほかの魚と友達になりたいのに、血のにおいを嗅いで、本能が目覚めてしまいます
でしょう
男性陣も気を付ける(特に注意!!)
また、男性陣も気をつける これ必須です
女性はそのようなことを考えて山にきているのだということを理解し、隙(すき)を見ないようにする努力が必要
言い方は悪いようですが、子供がお菓子をガマンするときに、見ないようにしてガマンすることと一緒です
単独登山女子|防犯の対策グッズ
・防犯スプレー
いまの日常社会では、一般的に女性の防犯対策を気を付けるようになってきたため、防犯スプレーの種類も多くでています。
メリットはやや遠距離で使えること。
組まれてしまうと狙うのは難しいのはデメリット
下は有名なクマ用のカウンターアソールトというスプレーです
9m飛びます
クマスプレーを人間につかうのは原則×ですが、有名なスプレーなので、腰につけておくと、それだけで防犯になると思います
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これもクマ用
でもこれは容量が少ないので、予備で持っているといいと思います
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あくまで熊用で人に向けてはいけないとありますが、緊急時は現場の判断で
また、安いものは、使用できる保証が1年のものが多いです
上の2品は約2年の使用保証がありますので、長い目でみればそんなに高くないと思います
・防犯ブザー
静岡県警の性犯罪者の情報(今は削除されているようです)では、「防犯ブザーをこれみよがしに付けている女性はおそいにくい」とありましたので、軽くて大きいものを選んで、外付けしておくといいかもしれません
これはある程度目立ち、130デシベルの大音量です。
130デシベルは防犯ブザーの中では一番大きい部類 身近な例は飛行機のエンジンの近くということ。ちなみに110デシベルは自動車の警笛(前方2mくらい)くらいですね。
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・スタンガン
電圧も50Vくらいでないと人の行動を制限するようには効かないそうです
それ以下のものは、痛いだけで、筋肉が硬直するような効果はないそうなので、お守りみたいなものでしょうか
また電流も重要であるサイトでは5mA以上は致死性があるので注意ということでした
また相手に密着しないと効き目がないため、組まれたときに使えると思います
これはマグナムXセダン130万Vという製品
18歳未満の方はご購入できません
定価は27,216円
出典:(株)大和企画
( http://www.yamatokikaku.co.jp/products/detail.php?product_id=4225 )
単独登山女子|登山ひとり女子のおすすめツアー
登山初心者女子のひとり登山で、おすすめのツアーを紹介
- 信頼がある規模が大きい運営会社
- 日帰り登山ツアーが充実している
- 「女性のための」と銘打ったツアー
この3つをそろえているところがおすすめです
ここでは、「モンベル」と「クラブツーリズム」のツアーを紹介します
女性のためのモンベルツアー
モンベルの女性のためのツアーは初級を中心に、日本各地で開催されています
関東の女性のためのツアーだけでなく、女性一人ハイキングの関西ツアーや福岡、北海道などでも開催しています
これは、モンベルが全国のガイドと提携をしているためで、各地の提携しているガイドと連携してツアーを組んでいるためです
どのツアーも主催がモンベルなので、ほぼ同じクオリティのツアーを体験することができておすすめですね
初めての山ガール|クラブツーリズム
「初めての山ガール」というキャッチコピーで、初心者女子に特化したツアーを組んでいるのが「クラブツーリズム」です

日帰りだけでなく宿泊コースも安心して参加できる内容で、女子ならではの食事のコースやツアーイベントを設けているのもクラブツーリズムの特徴です
モンベルよりもより初心者よりのツアーが多いです
価格がやや高めですが、全国のツアーも多く、楽しく選ぶことができるので、おすすめです
単独登山女子|最後に 登山では女性一人を意識することが大事
武術でも護身でも最初にフェイントで、2つ目を当てるといいます
イメージトレーニングをしっかりすることも大事です
目立つようにブザーなどの防犯グッズを付けて、ポケットの中にスプレーなどを持つとある程度対策が整うのではないでしょうか
また、
のも手段の1つです。
今の風潮(ふうちょう)は、なぜか「独りで行った事がまず悪い」という考えもオープンでささやかれてしまう世の中です
そういうことよくないですね。
イジメで、いじめっ子だけではなく、いじめられる側も悪いとささやかれることと同じです。
どう考えても、独りで行くのが悪いのではなく、犯罪をする人が悪いのですが・・・・・。
そういわれないためにも、防犯対策をしっかりして、物理的にも理論的にも武装をしていきましょう。
▼ソロ(ひとり)登山関連記事はこちら
ソロのひとり単独登山を極めたいひとには、参考になる記事だと思います
ソロにはメリットと、デメリットがあって、両方を知っておく必要があります
